はじめに
Mac Mini M4 Proを買って数ヶ月経つが、、未だにシェルをデフォルトで使っていて綺麗でないので、これを調整していく。 その前に使っていたmacbookはカスタマイズ済みで、この記事を参考に行っていた。
しかし、該当記事は古くなっていて、おそらく今の最適解ではない。 例えば、Preztoは遅いらしい。 そこで、自分の環境構築メモとしてここに書いていこうと思う。
ちなみに、今のターミナルはこんな感じ。(iTerm 2済み)
導入
iTerm 2
brew install --cask iterm2
iTerm2 - macOS Terminal Replacement
定番のターミナルエミュレータ。ターミナルエミュレータとよく聞くが、何故ターミナルのみでなく『エミュレータ』と呼ぶのか分かっていない。 軽く調べたところ*1、ターミナル上でコマンドが動いているわけでなく、あくまでこのターミナルの画面はリモコンであり、動作はOS上で行われているかららしい。
定番ではあるが、iTerm 2である理由は特にない。macOSの標準ターミナルはさすがに貧弱だと感じるから、iTerm 2を入れているという程度。 ターミナルエミュレータは他にもHyperやWarpなどを聞くが、これらの優位性がピンときていない。 使用するにはアカウント登録が必要で、ターミナルにもわざわざアカウントを紐付けるというのは面倒だなと感じる。 AIとか使えるらしいが、コマンドを打つときにAIがあったら便利そうだなとあまり思えていないのも理由だ。
Iceberg
GitHub - YusukeSano/iterm2-iceberg: Dark blue color theme for iTerm2
定番のカラーテーマ。前は黒いダーク版しかなかったと思うのだが、今はライト版もあるらしい。 初めに使ったからというのが大きいと思うが、色合いが気に入っている。
導入方法はリンク先を参照。
Sheldon
brew install sheldon
sheldon init --shell zsh
echo 'eval "$(sheldon source)"' >> .zshrc
GitHub - rossmacarthur/sheldon: :bowtie: Fast, configurable, shell plugin manager
プラグインマネージャー。なんかPreztoよりも速いらしい。 コマンド経由で色々なプラグインをインストールできるのが嬉しい。
Pure
sheldon add pure --github sindresorhus/pure --use async.zsh pure.zsh
GitHub - sindresorhus/pure: Pretty, minimal and fast ZSH prompt
テーマ?と言えば良いのか分からない。 画像のように現在のディレクトリを表示してくれて、改行が挟まって見た目が綺麗になる。
zsh-autosuggestions
sheldon add zsh-autosuggestions --github zsh-users/zsh-autosuggestions --use '{{ name }}.zsh'
GitHub - zsh-users/zsh-autosuggestions: Fish-like autosuggestions for zsh
fishシェルのようなサジェストが入れられる機能。画像のように薄くサジェストされる。
リンク先の動画を見た方が分かりやすいとは思う。
syntax-highlighting
sheldon add zsh-syntax-highlighting --github zsh-users/zsh-syntax-highlighting
GitHub - zsh-users/zsh-syntax-highlighting: Fish shell like syntax highlighting for Zsh.
fishのように色付けしてくれるらしい。
まとめ
これでかなり綺麗なターミナルにできた。 フォントはもう少し変えても良いかも?
enhancdは入れてみようと思ったが、入れ方が悪かったのかあまり便利に使えなかったので除外した。
入れ方もちょっと複雑で、うーんという感じ。
素直にcd
からtabを押しまくる方が楽だと思った。
ここまでSheldonに触れてみて分かったが、設定ファイルの書き方がかなり分かりやすくて、躓いたときの対応がしやすい。 気軽にプラグインを試しやすいマネージャーだと思う。